第一章 公式試合 第一条 選手権試合は資格を有する両者が、規約に基づく手続きを完了させる場合、選手権実行委員会がそれを認定する。 第二条 選手権試合は以下の条件を満たす者にその資格が与えられる。 一、五号機であること。 二、空気が読めること。 三、各種差枚数計測器、回転数計測器、またはその両方の機能を備える機器を用意できるもの。 四、録画、生放送を問わず配信期間が継続的に3ヶ月を超えること。 五、アマチュア等の実績が前項と同等以上と認められた場合は、選手権実行委員会の協議により、特例として選手権試合の資格を得る。 六、選手権者としての義務を果たせること。 付記 選手権者の義務 一、選手権の権威を失墜させるような行為をしてはならない。 二、ベルトを傷つけたり紛失してはならない。 三、選手権を失った場合は速やかにベルトを返却、または新選手権者に送付しなければならない。 四、録画配信、生放送等を行う場合は「現KWGPタッグ王者」等の文言を解説文に加えなければならない。 五、配信内では極力ベルトを露出させることが望ましい。 第三条 選手権試合の資格は配信者に与えられるもので、使用する実機及び設定は配信者が自由に選択出来る。但し事前協議により使用実機を指定された場合はこの限りではない。 第四条 試合時間は生放送ならば1000Gを予約枠+延長で行う。録画配信の場合は各選手及び選手権実行委員会の協議により時間を設定できる。 第五条 試合方式は二対二のタッグマッチで行う。 第六条 改造基盤の使用については、相手競技者の同意を受け、選手権実行委員会が承認した場合にのみ使用を許される。 第七条 試合の勝敗はチーム合計差枚数により決し、相手チームよりも一枚でも差枚数の多いチームの勝利となる。 第八条 勝敗は一本勝負により争われ、試合判定の分類は差枚数判定、ギブアップ、ノックアウト、ドクターストップ、反則、ノーコンテスト(無効試合)により決められる。 付記 ギブアップとは競技者が降参の意思表示をした場合の負け。ノックアウトは戦闘不可能の状態になりカウント10を数えた場合の負け。尚、カウントは視聴者が戦闘不可能と判断した時点から始まる。ドクターストップは負傷などの事故により試合続行不可能な状態になった場合、視聴者の判断において試合を中止、勝敗をつける事が出来る。反則は規約の禁止事項(別記)を競技者が犯した場合、視聴者がカウント5を数える間にその行為をやめない場合は反則負けとする事が出来る。ノーコンテスト(無効試合)は勝敗の収捨のつかめぬ 状態になった場合、選手権実行委員会は中止を宣言し試合を不成立とする。 競技者がリング外にでた場合、視聴者は競技者をリング内にもどす様にしなければならない。競技者が視聴者の注意、警告を無視し、リング外で乱闘を続け、収拾のつかぬ状態になった場合、視聴者はカウントを数え始め、カウント20以内に競技者がリング内に戻らぬ場合引き分けとする。選手権試合においてはタイトルの移動は全ての勝ちで行われるが、ノーコンテストの場合、タイトルの移動はなく防衛記録の更新もない。 第二章 競技者の禁止事項 第一条 すべての競技者は次に定める禁止事項(反則行為)を犯してはならない。 一、実機のいずれの箇所をもナックルパート(正拳)で殴打してはならない。 二、レバーをガチャガチャしてはならない。 三、スナップ打ちをしてはならない。 四、レバー、各種ボタン操作は競技者自身の手で行わなければならない。 五、爪先でのキックは実機のいかなる箇所にも許されない。肘、膝の鋭角的攻撃も許されない。 六、器物(試合進行の妨げとなる危険物)を使って実機に危害を加えてはならない。 七、故意に実機を場外フェンスにぶつけてはならない。 第二条 すべての競技者は選手会実行委員会の定めた規約を遵守し、健全な実機配信の発展のために努力しなくてはならない。規約の侵犯が起こった場合は、当事者に懲戒もしくは活動の停止などの罰則を適用する。