■どんな方法があるの
口から薬剤(便秘薬・下剤)を飲む
今まではこれが一般的でした。
でも、【薬剤は体が慣れると、量を増やしていかなければいけなくなる。】
薬は便秘体質を直すものではなく、腸に対して刺激を与えて排便をさせる物なのです。
人間の体は刺激に慣れるように出来ているので、段々と薬の量を増やしたり、強い薬に代えていかなければならなくなります。
肛門から液体を入れる
一般的に知られているのは、イチジク浣腸でしょうか。
もちろん効きます。溜まっていた便がちゃんと出ます。
じゃあいいじゃない。これにて話はお終い・・・ではなくて、
イチジク浣腸も薬剤なのです。
大腸の役割はおもに「水分の吸収」です。
排泄時に残った薬剤は体に吸収されます。
もちろん害はないと思いますが、常用となると少々心配です。
■習慣性はないの?
ありません。
むしろ、便秘状態=腸のぜん動がうまく働いていない状態を、正常に戻していく働きがあると考えています。
■どんな道具が要るの?
洗腸用具【コロンキット】をおすすめします。
腸内洗浄で検索をかけると、
スーパーモデルも行う!コーヒーで腸内洗浄!専用器具【コロンキット】
これがいっぱい出てきますよね。この洗腸用具【コロンキット】を使用します。
他に、ワセリンでもいいのですが、
エネマパイプ(肛門挿入部分)に塗ることによって挿入しやすくなる専用のジェル!コーヒー腸内...があるといいです。
でも一緒に、
スーパーモデルも行う!腸内環境を整えるコーヒー【カフェコロン30缶セット】
なんてのが出てきますよね。
原材料名:コーヒー、オリゴ糖、海洋深層水、乳酸菌生成エキス、食塩(天然塩)
って、書いてあります。
まあ、いいんじゃないですか。お金をかけたい人はかければ。
でも、「塩水による腸内洗浄」で充分効果が出るとしたら、それでもあなたは余分にお金を払いたいですか?(じゃあ私に下さい。)(笑)
■どんな方法がいいの?
そこで当HP推奨は、ズバリ!「塩水による腸内洗浄」です。
塩水(生理食塩水)なら、他の薬剤よりも、体に対する負担が少ないです。
■塩水の作り方は?
生理食塩水をつくります。
人の体液とほぼ等張 (0.9%) の塩化ナトリウム液(食塩水)のことを、生理食塩水と言います。
38度くらいのぬるま湯2リットルに、食塩18gを混ぜて溶かせばOKです。
2リットルを計るには、ペットボトルを使うと簡単ですね。
実際にやるときは、2リットルペットボトル4・5本分作っておくと、後の作業が楽です。
「塩ひとつまみ」は、親指・人さし指・中指の3本の指先でつまんだ量で、
約1gになります。
※めんどくさい人は薬局で買ってね。と書こうと思ったのですが、
H17年4月1日からの薬事法改正で、生理食塩水が処方箋扱いになり、
出荷が停止されたそうです。
まあ、濃度はそれほど神経質に考えなくても大丈夫です。
重要なのは【温度】です。
■塩水の温度は?
38℃程度にします。
体に対してなるべくストレスをかけないようにするため、中心体温(直腸温 平均37、5℃)になるべく近い温度にします。
お風呂に入るときにぬるいなと感じる程度の温度です。
高温の温水だと、腸が炎症(やけど)になることもあり危険です。
かならず指で温度を確認しましょう。
水道水をそのまま使用すると、温度が低すぎて、腸が痙攣を起こしたりすることがあります。また、腸内洗浄後に疲労感を感じることもあります。
■最初にするときの注意は?
【重要】肛門のマッサージです。
アナルSEXやアナルでオナニーしている人以外は、肛門に物を入れる経験はおそらくないでしょうから、必要以上に強い力が入ることがあり、器具で肛門の周りや粘膜を傷付ける可能性があります。
(マッサージの前に、直腸内壁を傷つけないように、爪は短めに切り、やすりをかけておくこと。)
ワセリンまたは保護用のジェルを、人指し指の第2関節まで、たっぷりとまんべんなく塗り、肛門の周りからマッサージしていきます。
力が入らないように、口を開いて、軽く息を吐きながら、肛門にゆっくりと人差し指を入れていきます。何度も指を抜き差しして直腸壁にしっかりとワセリンを塗るようにしてください。
肛門の周りや粘膜を傷付ないように念入りに行ってください。
※男性の場合は、この時点で前立腺が刺激されるため、勃起することがありますが、正常な反応なので気にしないこと。むしろ新しい感覚を楽しんでください。
■場所は?
トイレか風呂場でします。
最初は広い所がやりやすいと思いますので、お風呂場がいいのではないでしょうか。
軟便や液状の便なら、水で流すことも可能なので、後始末もさほど大変ではないでしょう。(固形の排泄物は無理に流そうとしないで、トイレに持っていって流した方が無難です。)
ただし、かなり臭いが残ったりすることもあるので、家族に知られたくない人は、トイレしか選択肢はありません。
慣れてからは、リラックスして、ベッドで横になりながらおこない、便意が出た時点でトイレに移動するなんて事も可能だそうですが、最初から調子こいてそんなことをしたら、便まみれのベッドで寝る羽目になるかもしれませんので、お勧めしません。
■手順は?
器具をセットします。
・先端のパイプ(エネマパイプ)をジョイントでホースに、ホースを液止めクリップに、さらにジョイントをかまして本体につなぎ、本体にS字フックをつける。
・本体にぬるま湯で作った生理食塩水を入れ、フックで適当に落差のある所にセットします。
・エネマパイプを肛門にゆっくり挿し入れます。違和感を感じたときは、やり直してください。
・液止めクリップを緩めます。違和感を感じたり、液が漏れてくるときは、やり直してください。
・液を入れている途中で便意が来てしまったら、液止めクリップを閉め、エネマパイプを抜き、排泄してください。
・最初は無理をせずに、入らなくなった時点で排泄してください。
・排泄後、段々と液の量を増やしていきます。800ミリリットル以上入るようになると、液状の便が出るようになってきます。
・何度か排泄してから、1リットル以上入れるようにする。
(出来れば1.5リットルくらいまで入れる。個人差や体調により入らないことがあるので、決して無理はしないこと。)
・液が入ったら、液止めクリップを閉め、エネマパイプを抜き、お腹をマッサージします。無理をしない範囲で少し我慢して、排泄します。
・何度か繰り返し、液状の便が出なくなり、排泄してもきれいな水だけになった時点で腸内洗浄を終了します。
■器具の手入れは?
洗剤で洗います。
・お湯で洗って、よく乾燥させます。
・最初のうちは、慣れていないために、ホース内に便が入り込むことがあるので、きちんと洗い流します。
・汚れが気になってきたら、食器洗いの漂白剤につけおきします。
■その他注意すべき点は?
とにかく無理をしない。
後で痛い思いをするのは自分です。
・ワセリンや保護用のジェルを、途中で塗り直した方がいいでしょう。
・初めての腸内洗浄後は、ぐったりと疲れを感じると思います。重要な用事があるときはやめましょう。
・排泄に時間がかかります。急いでいるときはやめましょう。
・興味本位でいろいろな物(液体)を入れない。
検索してみると、いろんな人がいますね。
・炭酸水は半端なく痛いそうです。
・アルコールは口から飲むよりも急激に吸収されるため、急性アルコール中毒になる可能性があり危険です。
(尻穴から酒飲んで、急性アル中で救急車で運ばれたら、生きていけないほど恥ずかしくないですか?)