ゼロの使い魔 ハルケギニア南船北竜
第三十一話「新領地」




「あ、リシャール!」
「ずいぶんと遅かったじゃないの」
 カトレアの部屋には、カトレアの他に姉と妹もいて、リシャールを待ちかまえていた。
「はい、すみません。
 今後のことなどをご相談していましたので。
 叙爵と同時に正式な婚約を、その後、家と領地が安定してから結婚、ということになりました」
「妥当なところだわ」
 エレオノールは確かにそうねと頷いた。今のところ、リシャールはただの下級貴族の三男坊にしかすぎない。
「まあ、頑張りなさいな」
「それにしてもほんとうにすごいわ、リシャール。
 ちいねえさまからお聞きしたときには、ちょっとびっくりしたけれど……」
「お父様も、カトレアとのことはご存じなかったみたいね。
 でも、身分違いを乗り越えるのに出世しようとする人は多いけど、ひと月で爵位取ってくる人なんて滅多にいないわよ?」
「はい、幸運でした」
「ま、私の弟になるんですから、それぐらいの甲斐性は見せて当然ね。
 さ、おちび、行くわよ」
「エ、エレオノール姉さま?
 な、なんで!?」
「あなたももう子供じゃないんだから、少しは気を利かせなさい」
「いいいいたいれふおねえはま、ひっはらなひへ……」
 うにょーん。
 エレオノールはルイズの頬を引っ張っぱりつつ、カトレアの部屋を後にした。気を回してくれたらしい。
 リシャールは、ようやくカトレアと二人きりになった。
 しかし、なんと声を掛けて良いのやら。場には既に、微妙な空気が流れてしまっていた。
 リシャールにも話したいことはたくさんあった筈なのだが、カトレアと二人になった途端、すっかり忘れてしまったのである。
 それでも何か話さねばと、色々考える。
「えーっと……」
「おかえりなさい、リシャール」
「あ、はい、ただ今戻りました」
 カトレアの方は余裕があるようだ。これでも中身は五十を越えるのだがと、なんだか情けない気分である。
「うふ、リシャールはやっぱりわたしの王子様だった」
「はい、お姫様のお望みのままに」
 カトレアは、はにかんだ笑みを浮かべて自分の隣の椅子に誘った。リシャールの分の茶杯は、既に用意されている。
「でもね、こんなに早く迎えに来てくれるなんて思わなかったわ。
 ……いつまででも待つつもりだったけれど」
「ありがとうございます。
 うーん、でも幸運が重なっただけですよ。
 もちろん、とてもありがたいことですけれどね。
 それに……本当はきちんと爵位を貰って、カトレア様をお迎えする用意を全部済ませてから来たかったんです」
「母様に先にお話ししていたのは、失敗だったかしら?」
「いえ、カリーヌ様にお味方していただいたおかげで、公爵様が折れて下さいましたからね。
 そこはお姫様のご判断の賜物かと」
「我が家では母様が一番お強いから、母様がお味方して下されば絶対に上手く行くと思ったのよ」
「ええ、私もそう思います」
 本当に、カリーヌが味方についてくれたことは幸運だったとしか言いようがない。婚約が早まったり、それについてリシャール本人がほとんど関与できなかったことなど、些細なことである。
 そして、婚約と言えば忘れていたことがあった。
「それで、肝心なことなのですが」
「まあ、何かしら」
 これだけは、今やってておかねばならない。
 リシャールは一度立ち上がってからカトレアに跪き、その手を取った。

「私、リシャール・ド・ラ・クラルテは、カトレア・イヴェット・ラ・ボーム・ル・ブラン・ド・ラ・フォンティーヌを生涯愛すると心に誓い、結婚を申し込みたいと思います」

 カトレアの口から、あっという小さな声が漏れた。
 これまでリシャールは、好きとは言ったが正式な結婚の申し込みをしていなかったのだ。これは、リシャールなりのけじめでもある。

「……わたし、カトレア・イヴェット・ラ・ボーム・ル・ブラン・ド・ラ・フォンティーヌは、リシャール・ド・ラ・クラルテを生涯愛すると心に誓い、夫として受け入れたいと思います」

 リシャールはカトレアの返事を聞いてから、彼女の手にキスを落とした。
 そのまま立ち上がってカトレアに向き直り、今度は軽く唇同士を合わせる。
「これからが大変だけど、カトレア様の笑顔があれば頑張れますから、見ていて下さいね」
「あらリシャール、夫の苦労は妻の苦労でもあるわ。
 だから、全部を一人で背負い込もうとしないで」
「はい、カトレア様」
「それからね、もうカトレア『様』なんて呼ばないで、カトレアと呼んで欲しいのだけれど……。
 それに、言葉遣いももっと普通にしてちょうだい。
 王子様というよりも従者みたいな感じがして、わがままを言いたくなるわ」
 くすりとカトレアは笑顔を見せた。
 それもそうだなあと、リシャールは考えた。公爵夫妻の前でなければいいだろうか。
「あー、じゃあ、二人きりの時はカトレアと。
 言葉遣いもなるべく砕けるようにします……っと、するよ。
 ……外では流石に問題がありますからね。
 しばらくはこのままでございますよ、ラ・フォンティーヌ女伯爵様?」
 今後どうなるかはわからないが、リシャールが男爵になってカトレアを娶っても、彼女が女伯爵のままである可能性は高い。元々一代貴族ではあるが、結婚したからと爵位を取り上げる理由はないのだ。内実はともかくも、宮廷序列では、カトレアの方が上のままとなるのである。
「仕方ありませんわね。
 今日のところはそれで許して差し上げます」
 カトレアは、茶目っ気たっぷりにリシャールに笑いかけた。

 いつまでもいちゃついているわけにもいかないので、リシャールは先ほど公爵夫妻と話したことなどを、自分の中でも整理しつつカトレアに説明していった。
 口調の方がつい元に戻りそうになるが、アーシャやジェシカを相手にしているような、気楽な気分を意識する。
「じゃあ、叙爵がいつになるのかも決まっていないのね」
「公爵様がお力添えをして下さるそうなので、予定よりはかなり早くなるかなあ」
「頑張っては欲しいけど、無理はだめよ?
 『少しづつ』でいいのだから……。
 そうそう、男爵家の領地というのはどこになるのかしら?」
「えーっと、ここからだとだいたい北西かな。
 ラマディエとシュレベールという名前の土地だけど、まだ行ったことがないから、詳しいことはちょっとわからない。
 ここから帰るときに寄ってみようかと思ってる。
 港と鉱山がそれぞれにあるのは聞いているんだけどね」
「わたしも行きたいな……」
 じーっ。
 カトレアにおねだりをされると、断りにくいことは自覚しているリシャールだったが、譲れない部分もある。
「だーめ。
 長距離の移動はまだ許可できません。
 でも、ギーヴァルシュと違ってアーシャなら半日と少しでここに来られるから、それはちょっと嬉しいかな。
 聞いた限りだと王都とも同じ様な距離だよ」
 ラマディエとシュレベール。手続きが済んでからのことになるが、ここがリシャールの領地となる。
「でも、ここからはカトレアとの競争だからね」
「リシャールと、競争……?」
 競争や争いごとなど無縁な生活だったんだろうなと、リシャールはあらためてカトレアを見つめた。
「そう、競争。
 カトレアが病を克服するのが先か、僕が領地を安定させるのが先か。
 どちらにとっても大事なことだから、頑張ろう」
 少々戸惑っていたカトレアだったが、そういうことならば喜んでと二人で競争することにした。
 二人で分かつ楽しみは、少しでも多い方がいいのだ。

 振る舞われた夕食をご馳走になった後、本当はのんびりカトレアと話をしていたいリシャールだったが、治療の方の手を抜くわけにも行かなかったので、料理人やメイドから話を聞いてはメモを取り、治療の予定のいくつかに変更を加えていった。
 倒れるほどではなかったが、やはり幾度かは調子を崩していた様だ。それでもリシャールの来る前とは雲泥の差ということで、世話をする彼女らもカトレア様の体調がよくなったと喜んでいた。
 そうこうするうちに公爵からお呼びがかかったので、いつものように私室へと足を運ぶ。
「もう一度乾杯だ、リシャール」
「ありがとうございます」
 かちりと軽くグラスを合わせる。
「しかし……カトレアを嫁に出すことになるとは思いもよらなんだ」
「黙っていて申し訳ありませんでした」
「まあ、それは仕方なかろう。
 ……今更ではあるがな。
 だが、娘を泣かせたりしたら承知せんぞ?」
「はい」
 嬉し涙はどこまで許されるのだろうかと考えてみるが、そのあたりは例外と云うことにしておいて貰おう。
 ふむ、と公爵はリシャールの目を見て頷いて見せた。
「ところでリシャール、お主はカトレアのどこが気に入ったのだ」
「あー……口に出すのは非常に恥ずかしいのですが」
「それは是非聞かねばならんな」
「どこがというのは、自分にもよくわかりません。
 今だからお話しできますが、初めてお目にかかったときは、治療の為に来たと言うことさえ忘れておりました。
 ……その、一目惚れでしたので」
「歳の差ならルイズの方が近かろうに、何故カトレアを選んだのか聞きたかったのだが……」
 ルイズに対しては、失礼ながらそういったことはまったく考えていなかった。周囲の目の問題ではないのだ。美少女だなとはもちろん思ったが、カリーヌも含めて公爵家の女性は例外なく美人である。ただ、リシャールにとってカトレアが特別だっただけだ。
「そのご質問にも、申し訳ありませんが、先と同じお答えしか返せません。
 理屈ではない、と思っております」
「ふ、恋に理屈は通らぬ、か……。
 道理ではあるな。
 そうだ、話は変わるがな」
「はい」
 公爵は杖を振って文机から封のされた手紙を取り寄せ、リシャールへと手渡した。だが、ただの手紙にしては少々分厚いのが気になる。
「エルランジェ伯への返書だ。
 中には貴族院への推薦状も入れてあるが、そのあたりはお主の祖父殿が上手く取りはからうだろう」
「確かにお預かりいたしました。
 それから、ありがとうございます」
「いや、あー、カリーヌにせっつかれたのでな……」
 公爵は少し遠い目で窓の外を見上げ、グラスを差し出した。
 何かあったらしい。
 リシャールは、公爵に小さな同情と大きな感謝を捧げながら、黙って酒を注いだ。

 翌日はカトレアの様子を見ながらではあるが、一日のんびりとさせて貰うことになった。治療の指示と修正が楽に終わったので、することがなくなったのだ。預かった手紙については、数日遅れても影響はないとのことで公爵からも了承を得ている。
 三姉妹からは一日中からかわれ続けた上に、姉と妹には引っ張り回されたが、これも一つの幸せなのだろうと受け入れたリシャールだった。
 カトレアがそれを見て嬉しそうだったので、何も言えなかったせいもある。公爵に対するカリーヌとは別の意味で、多分一生逆らえない相手なんだろうなあとも思うが、これは今更であった。
 のんびりしたのか忙しかったのか微妙ではあったが、一日の休憩を挟んで、リシャールは次の日の朝、公爵家総出で見送られ、新しく領地となるラマディエとシュレベールを下見するために飛び立った。

 ヴァリエール公爵領からアーシャに騎乗して半日ほどの場所に、その二つの領地はある。リシャールは一度川沿いに海へと出てから、海岸に沿って東へと向かった。
 先に到着したのは港町ラマディエである。人口五百人にも満たない小さな街だ。他には畑や牧場が少しあるぐらいで目立った特徴はない。例によって竜舎などないので、宿屋に幾らか支払って厩舎の脇にアーシャを預け、一通り街を巡ってからギルドへと向かった。少々寂れている感じがしないでもないと思ったが、それは後で聞き取ることにする。
 手形を出して、少し話を聞きたいのだがと告げた。心付けも忘れない。ほどなくリシャールは別室へと通された。
「俺がこのギルドの長、リュカだ。
 ラマディエで商売をするなら歓迎するぞ」
「ラ・クラルテ商会のリシャールと申します。
 今後ともよろしく」
 リュカはギーヴァルシュのアレクシと似たような感じの、五十絡みの男だった。
「それで、何を聞きたい?」
「そうですね、とりあえずは……。
 良港と見えるのに、港が寂れているのは何故なんでしょう?
 さきほど港へも行きましたが、大きな桟橋もあるのに、あまり使われているという印象ではありませんでした」
「ほう、目は悪くないようだ。
 もちろん、理由はあるぞ」

 リュカの話を総合すると、以下のようであった。
 港としては規模も大きく取れる、入り江に恵まれた良港なのだが、注文した品は届くものの、残念ながら商船が積極的に立ち寄る理由がないのだ。
 ここはゲルマニアとの貿易航路からは少し外れており、トリステインとゲルマニアを行き来する船は沖合をかすめるようにして航行している。嵐を避けて入り江に入ってくる船もあるが、それでは商売にはならない。
 なにか産業でもあれば話は別なのだが、特に売りになるような物もなく、僅かにシュレベールを含めた周辺の鉱山から取れる鉄鉱石が出ていく程度なのだ。
 それとて、精錬された鉄塊や鉄材というわけではないから、安く買いたたかれていく。もちろん、これまで大がかりな投資がされることもなく、製鉄所を作るような動きはなかった。
 王領を預かっている中央の役人にしてみれば、投資や管理を考えるとゲルマニアから鉄材や鉄製品を輸入する方がましなのだ。彼らにとって重要なのは、形の見えない国全体の技術力や各領地の税収増加などよりも、輸出入に絡む賄賂の方である。前者は手間がかかるばかりだが、後者は彼らの懐を直接潤してくれる。
 だが、これが領主の支配する封建領ならば話は変わる。領地の収入の底上げは、そのまま領主の税収に関わってくるからだ。当然、領主は力を入れよう。
 更には、現在の代官の課した税も高く、ラマディエを離れる者も少なくないそうで、寂れる一方であるとはリュカの言だ。
 リュカも王領が売りに出されることは聞いており、次の領主には期待するところが大きい。しかしこればかりは、蓋を開けてみなければわからないと締めくくった。

「なるほど……」
「まだ、誰の手に渡ると決まったものではないからな。
 新しい領主様にお伺いしてみんとわからんさ。
 利益を説いたところで、投資する金がなければ話にならんし、放蕩貴族なら税だけ取ってあとは知らん振りということもあり得るからな。
 ま、今の代官よりはいくらかマシだろうさ」
 リュカなりに、今のラマディエには思うところがあるようだった。彼には、期待してもいいかもしれない。
「なるほど、ありがとうございます」
 流石に自分がその領主になる予定です、とはまだ言えなかった。しばらくは、生の情報を集めたいということもある。少々ろくでもないことを聞いた気がしないでもないが、それは後のこととしよう。
「それにしても……ラ・クラルテと言えば例のイワシのところだろう?
 このあたりにも作業場を出すのか?」
「そうですね、可能ならば出したいと思います」
 なるほど、子供の使いではなく商人として扱って貰えたのはイワシのおかげだったかと、リシャールは内心でつぶやいた。やはり名を売るという自分の考えは間違っていなかったようで、一安心である。
「まあ、期待している」
 リュカは唇の端を上げて、軽く笑って見せた。

 ギルドを出たリシャールは、僅かしかない商店などを巡った。城館も近かったので、ついでに外から見ておく。代官が住んでいるらしく、荒れ放題の廃墟ではなかった。
 実は少し、心配していたのである。
 その後アーシャの所に戻り、宿に礼を言ってシュレベールへと向かった。
 海沿いの街道とは別の、馬車一台は何とか通れる程度の細い道沿いを内陸に向かう。
「狭い道だね」
「きゅ」
 鉱山のある領地ということもあり、海に近い割に起伏の多い地形が迫る。標高で言えばアルトワやエルランジェの方が高いのかもしれないが、海が見えるので高く感じるのだろう。丘と言うよりは小山である。
 シュレベールは人口百五十人ほどの小さな村だった。鉱山の他には山畑や多少の林業があるぐらいで、こちらにも目立ったところはない。むしろ、十分以上に寂れていると言ってもいいだろう。
 こちらの方にはギルドがなく、代わりに鉱山の事務所があったのでそちらに寄ることにした。
 鉄の買い付けなども行えるようで、こちらでは手形と共に鑑札を出して、鉱山などについて聞いてみることにする。錬金鍛冶師の客が相手と言うことで、奥から元締めらしき男が出てきた。
「ゴーチェだ。
 この村の村長でもある」
「ラ・クラルテのリシャールと申します」
「……買い付けか?」
「私は同時に商人でもありますから、そのあたりも含めてお伺いしたいと思いまして」
「……いいだろう」
 リシャールと、机の上に示された鑑札と手形をちらりと見比べてから、ゴーチェは言った。鑑札の方には、もちろんのこと、錬金鍛冶師にしてトライアングルの土メイジであることも記されている。

 シュレベールの鉄鉱山は、それほど規模の大きな物ではない。国内で重視されるほどの産出量を誇るわけでもなければ、比較的海に近いという地の利を活かせるほどの開発も行われていなかった。質が悪いというわけではないが、ゲルマニアの大規模な鉱山と精錬済みで輸出されてくる鉄塊や地金には、どうしても一歩譲ってしまう。
 更には、ラマディエから積み出すにしても街道までの道も太い物ではなく、その為の投資を行うような代官もこれまではいなかったようで、開発が滞る原因ともなっていた。
 それ故に、鉱山自体は並程度ながらも産出量は低いままなのだと言う。
 ゴーチェには、人と金を出すならそれなりの見返りを約束するとまで言われてしまった。

「商人がここまで来るのは珍しいからな。
 それにその身なりを見りゃ、それなりに金を持ってるのがわかる」
「はあ」
 ラ・ヴァリエールを訪問した時のままここに来たので、上質のものを身につけていたリシャールだった。
 良い方への誤解ということにしておこうかと、また来訪する旨を約束して鉱山事務所を後にした。

 リシャールはラマディエに戻るかシュレベールに留まって一泊するかと迷いながら、村を歩き回った。
 村からは、シュレベールの城館らしき建物も見えた。ラマディエのそれより若干小さいようだが、趣のある建物だ。雰囲気は城館と言うよりも城砦に近く、立派な城壁も備えている。ただし、こちらから見える窓は木戸でかたく閉ざされており、しばらく使われていないようだった。
 だが、手前に川をまたいで橋があるのもいいし、何より見た目が美しかったので、リシャールは一目で気に入ってしまった。
 通りがかりの人をつかまえて聞いてみると、元は王族の別荘だったらしい。その後は城館としても使われていたが今の代官は王都におり、一度もこちらには来ていないのだそうだ。
 その後も香草畑や城館近くを流れる川などを散策しながらうろうろしていたが、村には宿屋がなかったので、結局その日、リシャールはラマディエに戻って一泊することにした。
 宿屋では、夕食に出たセルフィーユとチーズをつかったサラダが美味しかったのが印象的だった。







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