ハルケギニア南船北竜 設定資料
ゼロの使い魔 ハルケギニア南船北竜
お話の裏側



 ※本編読了済みで更なる詳細をご希望の方々には  お話の裏側の裏側  もご用意しております
 こちらは物語展開なども記載しておりますので、未読の方は避けられた方が無難かも知れません


■主要登場人物

【リシャール・ド・ラ・クラルテ】
 主人公。本編開始時12歳。交通事故死にて転生。
 中の人は元スーパーマーケットの店長。
 金髪、小柄、母似の女顔。土のメイジ。

【カトレア・イヴェット・ラ・ボーム・ル・ブラン・ド・ラ・フォンティーヌ】
 原作キャラでヒロイン。病弱。本編登場時19歳。
 ラ・ヴァリエール公爵家の次女。
 桃色髪の包容力のある美人。

【アーシャ】
 主人公の使い魔。土韻竜。300歳ぐらい。
 食いしん坊。トリガーハッピー。
 竜体時は濃緑の体色に翼長9メイル前後の巨体。
 人型時は16歳ぐらいの緑髪をした少女。

【クリスチャン・ド・ラ・クラルテ】
【エステル・ド・ラ・クラルテ】
 リシャールの両親で父は土のメイジ、母は水のメイジ。
 二人ともアルトワ伯爵家に出仕している。

【リュシアン・ド・ラ・クラルテ】
【ジャン・マチアス・ド・ラ・クラルテ】
 少し歳の離れたリシャールの兄達で共に水のメイジ。
 長兄リュシアンはアルトワのお城務め。
 次兄ジャンは王都で家庭教師の職に就いている。

【クリストフ・モリス・ド・アルトワ】
 アルトワ伯爵家の現当主。クロードの父。

【クロード・モリス・ド・アルトワ】
 リシャールが従者として仕えるアルトワの公子。

【セルジュ】
 アルトワのギルドの長でコフル商会の会頭。鉄商人。

【シモン】
 アルトワの穀物商。

【モリス・ピエール・ド・エルランジェ】
 リシャールの母方の祖父。伯爵。

【スカロン】
 原作キャラ。魅惑の妖精亭の店長。

【ジェシカ】
 原作キャラ。スカロンの娘。本編登場時11歳。

【アルチュール・ブリュノ・ド・ギーヴァルシュ】
 祖父の悪友兼親友。侯爵。

【アレクシ】
 ギーヴァルシュのギルドの長。クーロ商会の会頭。

【マルグリット】
 セルジュの娘(妾腹)。ラ・クラルテ商会の副会頭。

【ヴァレリー】
 元アルトワ城館の侍女で未亡人。加工場長。

【ミシュリーヌ】
 マルグリットの幼なじみの妹。火のメイジ。

【ラ・ヴァリエール公爵】
 原作キャラ。カトレアの父。

【カリーヌ・デジレ】
 原作キャラ。ラ・ヴァリエール公爵夫人。

【ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール】
 原作キャラ。カトレアの妹。本編登場時11歳。

【エレオノール・アルベルティーヌ・ル・ブラン・ド・ラ・ブロワ・ド・ラ・ヴァリエール】
 原作キャラ。カトレアの姉。本編登場時23歳。

【ジャン・マルク】
 エルランジェ領軍のギーヴァルシュ派遣軍指揮官。

【リュカ】
 ラマディエのギルドの長。

【ゴーチェ】
 シュレベ−ルの村長。

【アンリエッタ・ド・トリステイン】
 原作キャラ。トリステイン王国の王女。本編登場時13歳。

【クレメンテ】
 ブリミル教の司祭。後にセルフィーユ司教。

【マザリーニ】
 原作キャラ。ブリミル教の枢機卿。トリステイン王国宰相。

【フロラン】
 製鉄技師。

【アニエス】
 原作キャラ。女兵士。本編登場時20歳。

【シエスタ】
 原作キャラ。魔法学院に勤めるメイド。本編登場時14歳。

【ヘクトール・アウグストス・フォン・アンハルツ・ツェルプストー 】
 ラ・ヴァリエールと国境を接するゲルマニアの辺境伯。

【キュルケ・アウグスタ・フレデリカ・フォン・アンハルツ・ツェルプストー】
 原作キャラ。ツェルプストー辺境伯の息女。本編登場時15歳。

【ウェールズ・テューダー 】
 原作キャラ。アルビオンの皇太子。「プリンス・オブ・ウェールズ」。

【ジェームズ一世】
 老境のアルビオン国王。

【マリー・ブランシュ・ド・セルフィーユ】
 リシャールとカトレアの長女。本編登場時0歳。

【アレクサンドル・フランシス・ド・ラ・ラメー】
 『ドラゴン・デュ・テーレ』号艦長にしてセルフィーユ領空海軍司令官。


■地理

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【アルトワ】(1)
 トリステイン南東に位置する商業都市、伯爵領。
 トリステインの王都トリスタニアとゲルマニアの帝都ヴィンドボナを結ぶ街道の結節点に位置する。
 主人公の実家がある。

【トリスタニア】(2)
 トリステインの王都で経済・文化・政治の中心。

【ギーヴァルシュ】(3)
 トリステイン西部の海沿いにある侯爵領。

【ラ・ロシェール】(4)
 トリステイン西部にある空の港。

【エルランジェ】(5)
 トリステイン南西部のガリア国境に近い伯爵領。

【ラ・ヴァリエール】(6)
 トリステイン東部でゲルマニアと国境を接する公爵領。

【セルフィーユ】(7)
 トリステイン北東部の海沿いにある男爵領。

【リール】(8)
 トリステイン北部にある河口の街。

【ロリアン】(9)
 トリステイン西北部にある大きな港町。

【ハーフェン】(10)
 ゲルマニア北部にある軍港で大きな港町。

【ツェルプストー】(11)
 ゲルマニア西部にある辺境伯領。


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【ラマディエ】(12)
 港を有するセルフィーユの中心地。

【シュレベール】(13)
 領主の城の近くにある山村。鉱山がある。

【ドーピニエ】(14)
 シュレベールとは何かと縁の深い隣村。

【ラ・クラルテ】(15)
 新しく開拓された村。


■アルビオン大陸

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【王都ロンディニウム】(1)
 アルビオン王国の首都

【ロサイス】(2)
 アルビオン南部最大の港で軍港を有する

【サウスゴータ】(3)
 アルビオン有数の大都市で交通の要衝

【ニューカッスル】(4)
 断崖に囲まれた離城

【スカボロー】(5)
 ニューカッスル南方の港

【ダンスター】(6)
 アルビオン西部の諸侯領

【グレンジャー/スターリング】(7)
 アルビオン北部の諸侯領

【ダータルネス】(8)
 アルビオン北部にある大きな港



■ハルケギニア南船北竜のお約束事

※原作からの引用と作者の類推・設定が混ざっています

 時代は原作開始の5年ほど前。

 1メイル=1メートル、1サント=1センチメートル
 1リーブル=470グラム
 1アルパン=約3.3平方キロメートル=約1000000坪

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 1エキュー=100スゥ=1000ドニエ
 1エキューで現代日本の2〜3万円に相当

 トリスタニア市民の1年の生活費は120エキューほど
 トリステインの下級貴族の年金は約500エキュー
 平均的な租税は3〜4割

 原作での描写にない部分は、基本的に中世の西欧に準拠
 要は都合のよい解釈
 産業革命以前のため、総じて工芸品・工業製品は高い
 輸送や保存の問題で、食料品は乱高下しやすい


■フネについての概略

【戦列艦】
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 空海軍の主力艦で、数十門から時には100門以上の大口径砲を積む
 艦の大きさや砲門数により一等から四等に類別
 船体は太く頑丈で、搭載量も多い
 砲甲板は通例3〜4層、乗員は500〜1000名程度、もしくはそれ以上


【フリゲート】
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 高速艦で、20〜50門程度の中から大口径の砲を積む
 高速性能を重視した細長い船体の艦が多い
 砲甲板は1〜2層、乗員は200〜400名程度かそれ以上


【スループ/コルベット】
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 補助艦艇として使われ、10〜40門程度の小から中口径の砲を積む
 一般に中速凡庸だが、小型で取り回しが良い  スループに対してコルベットは一般的に小型軽武装だが、区分は曖昧
 砲甲板は概ね1層、時には商船と同じく上甲板に露天引き出し、乗員は数十〜数百名と様々


■ブリミル歴6239年アンスールの月(7月) 園遊会

 期間は約2週間、場所はラグドリアン湖北岸(トリステイン王国)
 
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【ラ・ヴァリエール家宿営地】(1)
【アルビオン王家宿営地】(2)
【ガリア王家宿営地】(3)
【ゲルマニア帝室宿営地】(4)
【トリステイン王家宿営地】(5)
【迎賓桟橋・主会場】(6)


■貴族について

欧州の貴族制度や、原作でのルイズの婿取りに関するラ・ヴァリエール家での会話、サイトの叙勲などを参考としたが、以下の大半は作者による 「でっちあげ」 である

【王族】
 トリステイン、ガリア、アルビオンは始祖ブリミルの直系として別格の扱いをされる
 小諸国などは原作には出てこないものの、王は少なくとも上記三王家に遡ることの出来る傍系であるとし、相応の敬意が払われているとする
 ゲルマニアの皇帝家については、大国の主家に登り詰めながらも三王家に連なる正確な出自が不詳、その為に敬称も『閣下』と一段落とされているものとする

【貴族】
 トリステインの場合、上位より大公(大公爵)、公爵、侯爵、伯爵、子爵、男爵よりなる上級貴族と準男爵、勲爵士よりなる下級貴族に分かれる
 土地の所有(徴税権の行使)を許されている諸侯と、国より年金を授与される法衣貴族に大別される

【一代貴族】
 例としては何らかの理由による爵位授与による一代爵位や、王族が臣籍降下によって大公位を得る場合などに、一代に限って名乗る場合がある
 子孫へと称号を引き継げないこと以外は、爵位に応じた扱いを受ける
 軍功によって授与される称号「シュヴァリエ」もこれに当たるが、どちらかと言えば戦功章のようなもので、最下級の称号とされながらも歴戦の勇士として一目置かれる

【従属家名・従属称号】
 ある貴族家の当主が複数の貴族家の当主を兼ねていたり、複数の領地を持つ場合などに発生する
 本家を継げない第二継承者以降に、分家として引き継がせることも多い
 但し、由来如何によっては家名を手放すことが出来ない場合もあり、この場合は第一継承者(世継ぎ)の称号として襲爵まで使用されたり、そのまま当主預かりの従属家名として家とともに引き継がれることもある





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